手や足の拘縮を伸ばす取り組み「拘縮をそのままにしない」

拘縮をそのままにしておきたくありません。拘縮の手・足のままだと、介護する人が怖くて触らないため清潔も保てないし介護も難しくなり、さらに拘縮が進みます。

人生の終わりが近づいても、手をさすったり足をさすったりすること自体、ためらわれます。

拘縮はなぜ起こるのでしょうか?

疾患に由来するものもありますが、一般的に寝たきりや麻痺の方の拘縮は「バランスの悪い姿勢を長時間続ける」「手足に対して刺激が無さすぎる」ことに対する反応と考えています。

TVや動画で、手を握り込んでしまったり、足どうしを押し付けあってしまったり、からだがねじれてしまっている方など、触れるのが怖くなるほどギュッと丸くなられている方が目に留まると、非常に心痛い気持ちになります。

原因にあるように、寝ている姿勢や座っている姿勢のバランスを改善して、リラックスできる体勢にすると徐々に伸びが出てきます(伸びている・自由に動くのが正解なのです)。何日か時間はかかりますが、からだがほぐれるとご本人の気持ちも変わって、お顔が穏やかになったりもします。

力任せではない、手順を追って伸ばしていくやり方も一緒にお教えできます。

連絡いただければ、治療と介護者への指導に伺いますので、お問い合わせください。

動画は主に脳卒中などで指を握り込んでしまわれている方の指を、少しずつほぐす方法です。

あるくらぼ歩行研究所では「拘縮をそのままにしない」という取り組みをしていて、拘縮の成り立ちから考えたハンドグリップクッションも販売しています。指をそっとほどいたらハンドグリップクッションを握ってもらって、握り込むのを止めてもらい、指は必ず1日1回まんべんなく触ってマッサージして「やわらかな手」を維持していきましょう!

拘縮が解消して、穏やかに療養の時間を過ごせますように。

握り込み改善リハビリハンドグリップクッション拘縮予防ラバー(ソフト) | arukulabo powered by BASE

オーナーの理学療法士が手作りしているリハビリハンドグリップクッションです。脳卒中の方を中心に拘縮が進まないよう、予防や改善のために、たくさんの方に使ってもらっています。寝たきりの方の握り込み改善にも有効です。一つずつの販売です。高反発素材なので握っていると麻痺側でも手が疲れて握り込みがほどけてきます。しばらく使うと握らなくなりますので、手のひらをマッサージするなどして維持して、また握り込みが出てきたら再び使用するというようにお使いください。爪を切るなどが困難な握り込みも、クッションを握ってもらうことで指が緩み、手のひらの清潔も保ちやすくなります。最初は少しずつ手のひらに収めてゆき、握っていただきます。脳卒中で右麻痺になり握り込みが強かった母親のためにあるくらぼ歩行研究所の理学療法士が作り始めたオリジナルグッズです。発泡ゴム製、水洗い可能、乾燥機不可。他の青・黄・茶色のものよりソフトな素材になっています。指が細い方にオススメです。硬くないので指の変形の原因にもなりにくいです。ゴム製のため手から滑り落ちにくくなっています。落ちないように手首に通しておくゴムコード付きに進化しています。使っていない時や乾かす時にはひっかけておくこともできます。にぎにぎすることで握力のトレーニングにも利用可能です。サイズは直径3.5cm、長さ11cm、重さ15gです。#ハンドキーパー #手指 #拘縮予防 #リハビリ #脳卒中 #脳梗塞 #麻痺#フレイル #拘縮 #握り込み

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ひとつ付け加えると、拘縮にならないような姿勢保持や、拘縮になってしまった人を伸ばして過ごしやすくしてあげる、というようなことをする仕事を担当するのは誰か、考えてみたことはありますか?それを担当している人や役職は、残念ながら現在の医療や介護の現場には存在しません。

ということは、家族任せです。

それでなければ、関わるだれかの個人の判断ですが、そこに割く時間は仕事の中にはありません。

医療や介護の関係者の中には「この方が好きでこの形をとってるんだから、伸ばす必要はない」とおっしゃる方まで存在します。

知らないとはそういうことです。みなさんの勉強が進むことを祈るばかりです。

あるくらぼ歩行研究所/介護にまつわる応援情報大阪 arukulabo-peer-support-network Osaka

あるくらぼ歩行研究所所属トレーニングデザイナー/理学療法士の石山節子が、いろんな仲間と取り組む介護や医療にまつわる活動をお知らせ広報するページです。 ◆気になること・お困りごとの相談も受け付けています!お気軽にどうぞ。

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